展望と岩山の変化に
富んだ稜線を歩く

NHK「真田丸」山腹に真田三代ゆかりの
岩櫃山城跡 岩櫃山(いわびつやま)群馬県

太田ハイキングクラブ/群馬 砂賀 洋光


展望と岩山の変化に
富んだ稜線を歩く

NHK「真田丸」山腹に真田三代ゆかりの
岩櫃山城跡 岩櫃山(いわびつやま)群馬県

太田ハイキングクラブ/群馬 砂賀 洋光

 岩櫃山は上毛三山の一つ、榛名山の北にあり、聳え立つ絶景が見事な岩山である。その反対側の中腹には、NHK大河ドラマ「真田丸」に登場した岩櫃山城があった。武田領内の山名城と言われ、難攻不落の堅城も現在は「岩櫃山城本丸址」の標柱が立ち、静寂な空気に包まれている。

 JR吾妻(あがつま)線郷原(ごうばら)駅から出発する。険しい所もあるので初心者は経験者の同行が望ましい。駅前の国道145号を左へ。すぐ踏切を渡って突き当りを左折。密岩通り登山口まで標識に従う。途中に駐車場(25台)があり、その先のT字路は左折する。

東面中腹にある岩櫃城本丸跡 東面中腹にある岩櫃城本丸跡

 水道施設がある密岩登山口から鞍部まで階段が続く。滑り易い所もあり注意が必要だ。鞍部から右へ。岩に突き当たって左に巻くと「天狗のかけ橋」。1mほどの距離だが痩せ細った岩を渡るか、戻って右下の迂回路を利用する。この先は鎖場や痩せ尾根が続き、石門をくぐり抜け、梯子を上って反対側に乗り越える。

 反時計回りに回って左上の鎖場と梯子を上ると山頂に。展望は360度で三角点もある。山頂から戻って直進し、鉄梯子を上って岩稜の上にでる。休憩したい所だ。

 下山は岩稜の右を下り、更に右下の鎖場を通過。岩峰の間を通り抜けて平地に出ると、沢通りとその先に尾根通り(岩を巻きながら進むルート)の分岐があり、どちらも岩櫃城本丸跡に行ける。

  本丸跡から一旦戻って平沢登山口へ。新しいトイレとその下の駐車場の脇を通って十字路を右折。不動沢に沿って車道を歩く。国道に出て左に行くと岩櫃城温泉、国道を挟んでJR群馬原町駅がある。

新緑に岩壁が輝く岩櫃山 新緑に岩壁が輝く岩櫃山

 情報・アドバイス

参考タイム JR郷原駅>30分>密岩通り登山口>30分>鞍部>25分>山頂>20分>尾根通り分岐>20分>本丸跡>10分>平沢登山口>40分>JR群馬原駅
交通 電車:JR高崎駅発の吾妻線普通列車で長野原草津口か万座・鹿沢口か大前行きに乗車、郷原駅下車
車:関越自動車道渋川伊香保ICからR17左折し新潟方面へ草津方面に左折してR353、R145で郷原駅まで30㎞。戻りは平沢登山口(43台)から右へ150mの所を右下に
問合せ 東吾妻町役場地域政策課 0279-68-2111
立ち寄り湯・その他 岩櫃城温泉くつろぎの館 0279-68-2601
10:00~21:00  ¥400
第4火(3・6・9・12月は第4火・水)休館
紅葉祭:11月3日平沢登山口周辺(岩櫃太鼓、バザー)
2万5千分の1地形図 霊仙山、彦根東部
出典 登山時報 2016年5月号

 ミニマップ

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