札幌市民のオアシス

気軽な登山で自然とふれあえる【三角山(さんかくやま)】

百松山岳会/道央 今野 平支郎


札幌市民のオアシス

気軽な登山で自然とふれあえる【三角山】

百松山岳会/道央 今野 平支郎

 百九十万都市札幌は、西側を手稲山、砥石山などに囲まれ、冬の西風を防いでいる。この中で市街地と隣接しているのが三角山と円山・藻岩山だが、ここでは市民が気軽に登っている三角山を紹介したい。標高は低いが一等三角点がある展望の良い山で、市街地からは見事な三角錐の山容が望まれ、まさに「三角山」だ。ゆっくり登っても1時間、足の早い人だと40分ほどで登れる。三角山の隣には、ジャンプ台で有名な大倉山が控えている。札幌に出張した時などに、スニーカで登れるので、頂上から札幌の町を眺めてみるのもいい。

まさに三角形だ

 登山口は「山の手」と「宮の森」の2本あるが、途中で合流するので、駐車場のある「山の手」登山道を紹介する。登山口付近を通るJRバスがあるが、本数が少ないので不便、自家用車が便利だ。三角山の直下を「北一条・宮の沢通り」という大きな通りが通っていて、三角山の尾根がせり出しているあたりに「緑ヶ丘療育園・花園学園」という大きな看板があり、すぐそばに「三角山散策路入り口」の標識がある。ここを入ると200mほど左手に登山口があり、1駐車場とトイレがある。

 登山道は緩やかに上っていて、数カ所分岐点があるが、要所には幌市が立てた案内看板が立っている。頂上の手前に休憩場がある。

 頂上からは、札幌駅を中心とした札幌市の核心部を望むことができる。条件が良ければ、北側に樺戸山地、札幌市の向こう側に遠く夕張山脈を望むことができる。すぐ隣には大倉シャンツェ(大倉山ジャンプ競技場)があり、三角山から往復一時間もあれば十分なので、足を伸ばしてみるのもいい。

山頂からは札幌の中心街が広がる

 情報・アドバイス

参考タイム 山の手登山口>60分>頂上>40分>山の手登山口
交通 ・地下鉄東西線「西28丁目」からJR北海道バス10分で「山の手4条11丁目」下車、徒歩5分で山の手登山口 ・札幌駅から車で20分、宮の沢通りから花園学園横を入る
問合せ 札幌市建設局みどりの推進部みどりの管理課011-211-2536 札幌市コールセンター011-222-4894
2万5千分の1地形図 札幌(さっぽろ)
出典 登山時報 2016年6月号

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